Lv.4 傘 en casa
今週のお題「傘」
沖縄では梅雨明けしたそうですが、
関東では数日前に梅雨入りしました
昨日今日は晴れたようで、また、かなり暑かったようですが、大学生の僕はずっと家にいるので、あまり関係ありません
at home をスペイン語でen casaというので、韻を踏んだ次第です
雨は、小さいころから嫌いでした
大きな原因は靴下
靴下の濡れ具合と気持ちの落ち具合は比例するし、
くっさいんだよね、足が。
上履きを履いて蒸れたときの生温かさも無理だし、
下校の時また靴を履くと
「何乾いてること期待してんのw 濡れてるに決まってんじゃんw」
と嘲笑されている気がして、慣れるまでの間も
「ねぇ、冷たい?w 嫌な感じ?w」
と靴に言われているような気がして、無理
まぁ後半は虚言ですが。
傘ということで、書きたいことはいろいろ出てきます
相合傘、というのはあまり得意ではないです
入れてもらう側に限った話ですが、日本人はみんな相合傘をするときに自分の肩が濡れても、相手を優先するじゃないですか。そうすると、僕の落ち度で傘を忘れて、本来なら100%彼が傘の下にいるはずなのに、50%どころか、40%しか入ってないわけで、これに関しては、ただただ申し訳ないと思います。
君の傘なんだから君が 濡れないように使えばいいし、不意に5秒間雨にさらされても僕は全く文句は言わないのに...
逆に、僕が傘を持っていた場合ですが
人より小雨の範囲がガバガバなもので、雨の粒が小さければ、頭皮に雨がたどり着くまでは真夏のスプリンクラーと大して変わらないので、特に気になりません。
雨粒が大きければ、すぐ傘をさすけどね!
さらに、一緒に入るより一緒に濡れて帰りたい、という思いも重なり、小雨の時は「傘、入る?」ではなく「一緒に濡れようぜ」という言葉が出てきてしまうので、今思えば、友人は僕のことをどう思っていたのか気になります...
ここで、前期の哲学史の授業で「毒蛇に2人で噛まれました。解毒剤は1つしかありません。病院に行く時間的余裕はありません。どうしますか。」という問いを思い出しました。ちなみに、あなたならどうしますか。
一般的な学生は「ジャンケンをする」や「2人で半分ずつ分ける」と回答しましたが、僕はというと「解毒剤を捨てる」と回答しました。
他の学生は、1人でも助かるか、あるいは2人で助かろうとするか、というものだったのに対し、僕は2人の命を諦めたわけで、次回の授業でフィードバックとして取り上げられたときに、恥ずかしかった気持ちと、助かる選択肢が頭に浮かばなかったことに驚きました。
中途半端にプラスよりは、一緒にマイナスに振り切りたい、という僕の心理的傾向なのかもしれません。
もしかしたら、自己中かも。
ただ、将来恋人が出来たときは話は別で、さすがにすぐ傘に入れるし、それこそ、相合傘も醍醐味でしょう。
最寄り駅で、中学生カップルが相合傘していたのを思い出しました。2人とも傘を持っていたのに。微笑ましいなあ、と思っていたら、すれ違いざまに女の子から物凄い形相で睨まれました。これだからカップルは嫌い。
話は変わるけど、
外出中に雨が降ってきたら傘を買わなくてはならないし、あるいは、盗まれやすいものでもあるから、「傘」業界はいいところに目を付けたなと羨ましくなる。
これは雨が降るたびに思う。
あと、傘はそれなりに強度を重視してないとも睨んでいる。本当は絶対に壊れない傘を技術的には作れるんだけど、そうすると傘の売り上げが落ちるから、あえて壊れる設計にしているんじゃないかと。「切れない電球は作れるけど作らない」と一緒だと、睨んでいるわけです。ずいぶん前だけど、ビニール傘をさした瞬間にビニールの部分が飛んでったこともある。あれは恥ずかしかった。
日本で、1年間に流通する傘は、1億2000万本だそう。大体人口と一緒だから、1人あたり1年に1本の計算。
おい待て、おかしい。僕は1年に5本は買っているぞ。
そう、傘を盗んでいるだけで生きている奴が絶対いる。
傘を買って、5分で盗まれた記憶がよみがえる。絶対許せない。
何が「カサは天下のまわりもの」だよ。
君が盗むから負の連鎖は続くのだと、声を大にして言いたい。
もちろん、その日2本目の傘を買った。
他にも、折り畳み傘の話とか、傘の漢字と傘寿とか、高校時代に傘の製造を委託したらとんでもないことになった話とか(怒られそう)、いろいろしたいけど、あまり長すぎるのもな~と思ったので、終わりにします。
まぁ現在en casa状態なので傘を使う機会は少ないかな
一年の中で一番嫌いな季節を逃避できるので僕的にはラッキー!